君の走りに恋してる

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足攣りとの攻防戦に負ける~佐倉レポ6  

脚の裏側全体に、何かが張り付いてるような感覚がまとわりついていた。
脚を動かすたびにそのまとわりつくものに動きが邪魔されて走りづらい。

この辺りが一番辛い場所だった。
でもきっともうすぐ、がちゃぴん姿のおみっつぁんに会えるはず。


しばらくすると、遠目から明るいグリーンの姿を見つけることができた。
『足が攣りそうだよ~』と言おうとしたけど、声を発したらその瞬間に完全に攣ってしまいそうで、声を出すことができない。
辛うじて手を振るのが精一杯だった。

そのときのご様子。

sakura-36km.png
(おみっつぁん撮影)


おみっつぁんと別れて心のよりどころがなくなり、テンションが下がってきた。
ここからゴールまではきっと孤独な戦いの時間。

視線をコースの先のほうに送る。
このあたりは視界を遮るものがない田園地帯なので、かなり遠くのほうまで見通せる。

遠くに見えるランナーの姿はかなり小さかった。まだ先は長い。
残り6kmくらいなのに、その時の私にはとても長く感じた。

このペースでも大丈夫。4時間切ってゴールできる。


やっと38.5km給水所にたどり着いた。
何か口に入れなきゃと、先ほど摂らなかったアミノバイタルを口に入れる。
残っているものはもうこれしかない。

ここまで給水所でも止まらず走り抜けてきたけれど、この時はさすがに堪らなくなって初めて給水所でちょっと歩く。
歩いてしまったのは残念だったけど、それよりも大事なのは4時間切ること。

40km手前にはコース上唯一の短い砂利道があった。
このコース選んだ人誰~~~?!と思わずスタッフの方を恨みたくなる(>人<;)
そして近くを走ってるランナーもペースを落ちないかなぁ、と邪悪な念を送りながら走る。

きっとこういうときに人間の本性が出るんだね(笑)
他の人と競争しているわけじゃないのに。


砂利道を抜けると、突然攣りそうな感覚が消えてきた。
これは…もしやアミノバイタル効果?!
頭の中では『復活』という言葉が浮かんでいた。

なんでもウルトラマラソンの最中には、疲労して途中で走れなくなっても復活して走れるようになるということがあるそうだ。
私はウルトラなんて走ったことないけど、まさにこれがそうなんじゃないかと言うくらい、攣りそうな気配が完全に消えた。
すごいぞアミノバイタルすごい!と、ちょっとペースを上げる…と再び危険な気配が襲ってくる。

やっぱりダメか…( ´д`ll)

なんとかこのまま行くしかないと耐えていると、沿道からの会話が聞こえてきた。
「なんか急に人(ランナー)増えたね」
ん、そうなの???と思っていた次の瞬間、いきなり後ろから人が押し寄せてきたような感覚に襲われた。

そして私の横を通り過ぎたのは・・・4時間のペーサー!

そうか、ここが4時間の場所なのか。
ここでなんとか踏ん張りたいと集団についていく。もしかしたら気が紛れて攣りそうな感覚も忘れられるかもしれない。ペース的にはなんとかついていける。いけるかも。

4時間集団は早めなのか、時間にはまだ余裕あるように思えた。
ペーサーさんたちも「まだ余裕あるから大丈夫!いけます!」と声をかけてる。

36~40km - 29:16 (5:51/km)
5:49-5:46-5:52-6:00-5:49

40.5km地点、最後の給水場所。この集団から遅れてもいいから、水分補給をしなければと思って取りに行った。
もちろん、ここでも止まらずに走るのはもう不可能だ。
そして・・・ここが命運の分かれ道でした。

ちょっと歩きながら給水して、再び走り出そうとしたときにとうとうその瞬間が。

両足が完全に攣った…!!!

思わず、横にあったテーブルにすがりつく。
身動きがとれなくて、ただ痙攣の痛みに耐える。

「大丈夫ですか?!こっちこれますか???」
その様子に気づいたボランティアの方が声をかけてくれた。

偶然にも、ここの給水所は救護所も兼ねていた。
そして私が倒れこんだ場所はまさにその救護所の前。
声をかけてくれたのは救護スタッフの方。

「足が攣ってしまって・・・」と答えたら、そのスタッフの女性は攣った場所(一番酷かったのが右足の内腿)を猛然とマッサージし始めた。

す、すごい…((((;゚Д゚)))))))(そのイキオイが)

硬直していた筋肉がみるみるほぐれていくのがわかった。
その女性はマッサージをしながら「痛い?大丈夫?」としきりに確認してくれる。
ありがとうございます、ラクになっていきます。と答えて、しばらくほぐしてもらいました。

マッサージをしてもらいながらも、手元の時計で残り時間をみる。まだサブ4に向けて冷静に計算していた。
ここからゴールまでは約1.3kmって書いてあった気がする。
10分あればいけるはず。大丈夫。残り時間が10分になったところでお礼を言って走り出した。

ゆっくりと慎重に走り出す。
するとマッサージしてもらった右足がすごくおかしな感覚になっていることに気がついた。
なんか…走る振動で腿がぶよんぶよんと揺れる感じ。お肉がついてるからとかそういうことではなく(笑)、それまで硬直していた筋肉が解きほぐされたような感じ。マッサージ効果ってすごい!

・・・しかし、最後の坂に差し掛かる手前で再び危険な兆候が現れました。

まずい、としばらく立ち止まる。
焦って走り始めたらまた攣ってしまう。そして攣ってしまったら走れなくなる。それがわかっているから立ち止まって波が収まるのを待つ。

このときの感情は覚えていないけど、焦っていただろうか?
もう残りの正確な距離がわからないし、でも余裕を持って走り始めたから、大丈夫と思っていたのかもしれない。実際には残り6秒というギリギリの線だったのに(笑)

幸い、しばらくすると収まってきたので再び走り始める。
どうかあと少しだけ、攣らずに走りきれますように!


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異変の始まり~佐倉レポ5  

28.5km、試走の時もお世話になったふるさと広場のエイド。
ここは景色もいいし、売店もあるので沿道の応援がすごい。
エイドもあってすごく賑やかな雰囲気。

このあたりから給食も徐々にバリエーションが広がっていく。
給食はどれくらいとれるかわからなかったけど、梅干だけはとれたらいいなぁと、置いてある場所をペース表に書き込んでいた。

そのペース表が行方不明になったんだけど(>人<;)

なので、梅という文字が目に入ったら寄ろうと思ってて、でも結局見つからなかった。
大事なことはちゃんと覚えておかないとダメだね。


さてそろそろ30km、後半戦だ。
自分の中で30kmで前半と後半に分けていた。
そして勝負は35kmからと決めていた。

30km地点ではアミノバイタルを摂る予定だったけど、なんか気持ち的に摂りたくなかったのでやめておく。
その代わり、35kmの手前でショッツを補給しようと計画を変更した。

26~30km - 26:48 (5:22/km)
5:24-5:21-5:21-5:21-5:21

30kmの通過タイムは2:44:36。
ほぼみんなで30Kのときと同じタイム。つまり平均5'30。

設定ペース的にはまだ予定より遅い。
なぜなら最初の5kmでの遅れがあるから。

でもその遅れもあまり気にならない。
むしろ、それを抜かせばちゃんと設定どおりに走れているという方に満足していた。


今回、30kmの壁というものは感じませんでした。
エネルギー補給がしっかりしていたからか、または後半をすごく楽しみにしていたからか。
そう…実は今回、後半にどうしてもやってみたいことがあったのです。

それは、『ネガティブスプリット大作戦』。

それはちょっと無謀しゃない?と言われそうで、誰にも言わずにひっそりと計画していた。
だから、ペース表を作った記事の時のこの写真。

image_20130321194139.jpg

わざと後半のペースを隠しているのです。
でもあやたさんはお見通しだったなぁ(^_^;)

35kmまでは5'25ペース、そして35kmを過ぎたら5'20に上げようと思っていた。
できるかどうかわからないけど…最後は落ちちゃうかもしれないけど、どうしてもやってみたくて、35km地点に来るのをすごく楽しみにしてた。

実際にはそんなに上がらなくても、その気持ちだけは持ったまま走りたい。
それで、それをブログで報告するんだ!ってすごくワクワクしてた。


33kmあたりでショッツのワイルドビーン味を補給。
やはり人工的な味…(>人<;)
でもグリーンプラムよりは甘さで味がごまかされてる気がする。

31~35km - 26:51 (5:22/km)
5:24-5:24-5:21-5:21-5:21

ここまで順調にきた。さぁ、ここからが勝負だ。
(実際には25km過ぎから若干上がっていたのですが、気持ち的にね)


気合を入れ直して走っていると、突然、ふくらはぎに血の気が引くような感覚が発生した。

あ…これ…もしかして…((((;゚Д゚)))))))

そう思った次の瞬間には足全体にその感覚が広がった。
まずい、これ、攣る前兆だ。

一番恐れていた事態が起きた。
2年前東京マラソンのときに30km手前から足が攣りまくって、必死にゴールまでたどり着いた記憶が蘇る。
そのときの経験から、一度完全に攣ってしまうとそれ以降はほとんどまともに走れなくなることがわかってる。

慌てて作戦変更、ネガティブスプリット大作戦はもう無理!
サブ4死守に全力を注ぐことにしました。

とにかく完全に足が攣ってしまわないようにペースを落とす。
すると今まで気づいていなかった疲労が一気に出てきたのか、それとも気持ちが激しく動揺したのか、一気に呼吸が乱れ始めた。

大丈夫、大丈夫。
まだ時間に余裕はある。

ちょどそのあたりでkinさんと再開。
あぁぁ、元気な姿で会いたかった~~~!

お会いしたら、ちゃららさんが膝痛めたみたいです、って言おうと思ってた。
でも声を発すると今にも攣りそうな危うい状態。
なので一言も声を出すことが出来ず通り過ぎました。ごめんなさい。

そのときのご様子。

sakura-35km.png
(kinさん撮影)

頼りにしていた塩熱サプリは前半で早めに使ってしまった。
早めに摂っておけば大丈夫と思って、3つしか持ってこなかったのだ。

頭の片隅に、安全ピンで足をチクッとすると痙攣が治まるなんて記事をどこかで読んだことを思い出した。
でも安全ピンなんて持ってない。
持ってたとしても、チクッてやったら逆に完全に攣りそうな気がしてできなかったと思う。

予想してなかった戦いに、冷や汗をかきながら奮闘していたのでした。


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ちゃららさんと衝撃の遭遇~佐倉レポ4  

さて、そろそろ20km地点。
アミノバイタルを片手に持って、給水所が見えたら摂取する予定。

今回初めてゼッケンの裏に補給食を貼り付けるというのをやってみた。
落ちる可能性も考えて、試しに一番軽いアミノバイタルを1つだけセロテープで留めておいたのだ。
ゼッケンからアミノバイタルをはずす…うん、とってもスムーズ( ´ ▽ ` )ノ

ジェル系は重くてできるかわからないけど、今後も試してみようと思う。
顆粒系だと時たまシャカシャカいうけどね。

21.8km地点の給水所が見えてきたので封を開けて流し込む。
うー…アミノバイタルの味ってやっぱり苦手。

16~20km - 27:18 (5:28/km)
5:36-5:15-5:30-5:24-5:33

いよいよハーフ到達地点。
目標の設定ペースでは1:54くらいだったけど、どうだ…?

ハーフ通過タイム:1:57くらい。

遅っっっ((((;゚Д゚)))))))

…いや、ペース的には問題なかったのです。
単に最初の5kmでの遅れがそのまま残ってる感じ。

ここまでで巻き返そうとは思っていなかったので、遅いけどまだ大丈夫。
若干焦ったけど平気平気。
私の作戦は後半まで温存なのだ。

21~25km - 26:57 (5:23/km)
5:24-5:30-5:18-5:24-5:21

25kmを過ぎてはじめてのショッツ補給。
最初はグリーンプラム。さて、どんな味なのかな〜♪


……
…………まずっっっ!!!

グリーンプラム味が好きな方にはホントにごめんなさい。でもこれ…まずい!(笑)
甘みが少なくて酸味と苦味?そして人工的な味がすごくダメ(>人<;)

でもカフェインの威力は大きいかもしれない。
摂ったあと、喉がカーッと熱くなるのを感じました。それがまた効いてる感を感じさせるよね。
まずいけど次も買っちゃうかも(笑)

このあたりからペースが落ちてるランナーが増えてきた。
でもみんなが落ちてるから私も落ちて言い訳ではない、これは時間との戦いなんだから。


しばらくして、一瞬、見覚えのある赤い柄パンが視界に入ったような気がした。

今日はそのお姿を見てはいないけど、ウェアはちゃんとチェックしてたから知ってる。
でもその人はこの時間にこんなところにいるハズない。
本気で幻覚かと思った。でも…

「華さん」と私の名前を呼んで隣に並んだのは…ちゃららさん

え?なんでこんなところにいるの???
レース中に知り合いに会えるのは嬉しいけど、佐倉はすれ違い区間がないので違うペースの人とは会うことができない。
だからサブ3.5を目指してるちゃららさんと会えるわけない。のに。

唐突のことでビックリしている私に、ちゃららさんは衝撃の言葉を発した。
「うそ?!」って思わず叫ぶ。

春のレースでの目標達成に対して、誰よりもモチベーションが高かったちゃららさん。
サブ3.5を目指して頑張っていた姿は、疲労が溜まって思うように走れなくなっていた私にすごく勇気をくれた。
佐倉に向けての練習は順調で、以前痛めた膝も順調に回復したと思っていた。

それなのに…。

私の横を走るその姿は、片方の足をかばうようにぴょんぴょんと走ってる。
とりあえずゆっくりなら行けそうとのことで、ここでお別れしました。

そうか…これで私も目標達成できなかったら、佐倉組の挑戦は失敗に終わってしまうんだ。

ちゃららさんの分まで頑張る?
いや、私にそんな力なんてない。
ただ、自分のために走ることしかできない。


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